DIYでおうちづくり
解体はじめ!

夏に始まったおうちづくり。今年の冬はこの新しいおうちで過ごしています。
一年もそろそろ終わり。振り返ります。

まずは解体工事からはじまりました。
解体はあっという間でした。たった2日で終わってしまいました。

2階の自邸部分はスケルトン状態にしました。

天井内に隠れていた鉄骨梁やデッキプレートがあらわになり、和の空間から一気にインダストリアルな空間へ。

1階は、当分山梨に遊びに来てくれる家族や友達のためにゲストルームとして活用するので、ここは畳と砂壁等仕上げだけの撤去で、和のテイストを残したままリノベーションです!

おうちづくり、出来る限りDIYでやろうと考えましたが、本当に全て私がDIYでつくったら欠陥住宅になってしまう(笑)のと、今のおうちの家賃とローンの支払いダブルで始まることもあり、コストパフォーマンスや工期も考え、プロの大工さんに任せるところは任せ、一緒になってつくるところはつくるハーフセルフビルディング方式を採用しました。

解体は、砂壁やクロスなどの壁紙の撤去、鉄骨梁の錆取りは、DIY(それだけでも筋肉痛で死にそう( ;∀;))、その他は業者さんにお願いしました。

プロの大工さんには、ぐるめ横丁を一緒につくったときからのご縁で、とても信頼してるTさん(とてもシャイで顔出しNG笑)に入っていただきました。
Tさんは、プロの大工でもあり、飲食店経営者であり、社長でもあり。あらゆる立場に理解があり、その臨機応変で柔軟な姿勢にいつも助けられてきました。
(彼が代表を努める、倉庫をリノベーションした飲食店と事務所の複合施設、WOOD SHEDも山梨県甲府市里吉4丁目1−1にオープンしました。
倉庫にコンテナが入っていたり、木材が壁一面に貼られていたり、とにかく大胆でかっこいいインテリアなので、国産和牛のお肉もとても美味しいですので、
是非に遊びにいってみてください♪)

このプロとの共同作業やDIY作業は、とても勉強になります。

仕事には、お客さん、事業者、施工会社、設計者あらゆる立場があり、みんなそれぞれの立場で物事を考え、時にお互い理解ができず衝突することもあります。

ただ立場を超えて、共に汗をかき同じ作業をすると、相手がどんなに大変か、どんなことを考えているのか、どんな言葉をかわすよりも、ずっと相互理解が深まり、とても強い絆や信頼関係で結ばれていくような気がします。

思い返せば学生時代の部活動も、みんな仲良く絆が深まるのは、共同作業だったんだろうなと。

社会に出てすっかりドライな人間になってしまいましたが、今年の夏は甲子園に臨む高校生のような気分で乗り切りました。