甲府には、知的好奇心刺激が満載さよ〜!

Hi Everyone!

甲府によっちゃばれし!

 

「京都に育ってカリフォルニアで仕事してから甲府に戻ってきて、『甲府なん田舎でつまらん』っつこんは、ねーですか?」

って、時々聞かれます。

 

「ない!ない!!甲府最高!!」

と、ぶんぶん、かぶりを振る私。

 

「だって、空気も水も果物も野菜もお肉も美味しくて、

レベルの高い飲食店も駅から歩ける距離にたくさんで、

周りの山々も美しくて、

美術館博物館や講演会も充実してて、

奈良時代からの寺社仏閣での素朴な伝統行事や武田家にまつわる逸話のある様々な場所から歴史も感じられて、

歩いて行けるコラニー文化ホールには良いコンサートや落語が頻繁に来るし、

充実の生涯学習講座や朝の市民勉強会得々三文会からの知的刺激も大きくて、

街を良くしたい気持ちの人もたくさんで、もちろんご近所さんもあったかいし。

東京までも特急で1時間半だから東京で観たいものがあればすぐ観に行けるし。

甲府駅北口よっちゃばれ広場は

発酵マルシェや、Green Vegge Kofu FOOD FESTIVALや

春の蔵出しワインバーや夏の地ビールフェスト甲府や小江戸祭りといつも賑わって、

甲府駅から電車ですぐのワイナリーエリアをバスで巡るワインツーリズムも今は年中通じて色々あって最高に楽しい大人の遠足を気軽に楽しめるし。

つまらんどころか、忙しすぎて、やりたいことの3割もできないです〜」

 

「ほ〜〜ですか〜〜」と地元に長く暮らす皆さんに驚かれます。

 

そうだよね〜、ネットで検索してもあんまり出てこないもんね、

私達もカリフォルニアから引っ越してくる前には、

初めて暮らす甲府ではどんな暮らしが待っているのか見当もつかなかったもんなぁ。

 

でも、引っ越してきてすぐ、

「ここは、素晴らしく文化的で楽しい場所に違いない!」

と確信しました。

きっかけは、春光堂書店との出会いでした。

夫が初めて春光堂書店を訪れた時のことをこんな風に書いてます。

https://www.facebook.com/photo.php?fbid=850676771642071&set=a.523237654385986.1073741827.100000992684699&type=3&theater

 

そして、春光堂の読書会の存在を知り参加し始めたことが、

私達の充実の甲府生活の始まりだった気がします。

2018年2月に120回目を迎えた甲府市中心街にある春光堂書店の読書会。

10年毎月続いてきたこの読書会、私は参加し始めてちょうど3年経ちました。

 

この読書会は毎月第1または第2金曜日の19時から春光堂書店で行われます。

 

参加者が持ち回りで幹事を引き受け、課題図書も幹事が自由に選んでよく、

過去の選書は例えば

 

・遠藤周作著『沈黙』

読むのが本当に辛い本で、読書会の課題図書でなければ私は読むのを諦めていたかも。

でも、恵林寺住職古川老師様が幹事となって選んだ書で、背景となる宗教に関して、当時の状況に関して、歴史に関して、参加者それぞれがご存知のことを語ってくださる中で、重層的に理解が深まった貴重な経験でした。

 

・石黒浩著『どうすれば「人」を創れるかーアンドロイドになった私』

確か春光堂の読書会に初めて参加したときの課題図書がこれでした。阪大の石黒先生は学部は山梨大学で過ごされました。NHKEテレで石黒先生の番組をいくつも見たけれど、最高に興味深い!極めてる人の話はこんなに面白いのか!って唸らされます。石黒先生の本を読むと言うことをなぜかしてこなかったので、良いきっかけになりました。

 

・宮本常一著「忘れられた日本人」

これも、本当に興味深かった。読めば最高に面白いけれど読む本リストから漏れていたこういう本の存在に気づかせてくれるのも、読書会の醍醐味。

 

私も過去に2度幹事を引き受け、

1度目はバイオリンのスズキメソッド設立者鈴木鎮一著「愛に生きる」を選書。

50年以上前に書かれたけれど、未だに講談社現代新書に収められています。教育に携わる仕事柄か、何度も読んで、何度も勇気をもらえ励まされる書。

2度目は丸幸弘著「世界を変えるビジネスはたった1人の熱から生まれる」を課題図書に指定しました。

この本の著者の丸くんは、15年前にアメリカで理科実験教室をやろう、と一緒に活動した仲間。ですが、仲間ということを差し引いても、素晴らしい気づきがたくさんの本です。参加者の皆さん、口を揃えて、読んでよかった、とおっしゃってくださいました

 

さらに、今年5月11日金曜日に、3度目の幹事を引き受けました。

今回の選書は吉藤健太朗著「孤独は消せる」

私にはALSを発症して10年になる大学時代のサークル同期がいて、吉藤さんが活動している遠隔地での会合にもまるでそこにいるかのように参加できる小型ロボットを利用して、その同期に同窓会の一部に参加してもらったこともあります。

そのときの動画こちら

https://www.facebook.com/ory.yoshifuji/posts/1718041788225675

 

知的刺激に満ちた贅沢な時間を自分に与えられる読書会は、

甲府での生活に貴重な存在。

興味のある方、参加してみませんか?イベント詳細は以下でご覧になれます。

https://www.facebook.com/events/1667479210001904/?ti=icl

 

読書会002とあるのは、10年続いてきた第120回の読書会を区切りに、新生読書会として始まったため。なので、春光堂読書会の本当の回数はプラス120回です。

 

参加のルールは、課題図書を読んで来ることと、課題図書について発言すること。

時には幹事から簡単な宿題も出ることもあります。

参加費は1000円(お茶付き)

会場は春光堂書店

住所:甲府市中央1ー4ー4

電話:055ー233ー2334

 

ご参加お待ちしています〜!

 

ほいじゃぁ、また、書くじゃんね!

See you!