甲府の節分、大神さんがやってくる
もうすぐ節分。
甲府の節分、私にはとても楽しみな1日。
甲府の三大祭りのひとつ、「大神(だいじん)さん」があるからです。
(甲府のお祭りについては甲府市のHPにまとめが!https://www.city.kofu.yamanashi.jp/kids/ima/bunka/matsuri.html)
大神さん、正式名称「大神宮祭」は甲府盆地に春を告げる祭りで、私は2年前に六曜館に珈琲を飲みにいったときに教えていただきました。
「今日はお祭りに行くの?」と聞かれ、「なんのお祭りですか??」とたずねると、「今日は甲府の大きなお祭り、大神さんっていうのがあるのよ。中心街には出店がたくさん並んで鬼もいたり、楽しいから行ってみなさいよ。」とのこと。
そのままベビーカーを押して中心街に出て、たくさんの人で溢れかえる街を楽しんだのでした。
いつもは閑散としている街も、このお祭りのときは大賑わい。
鬼の角をつけたこどもや大人がウロウロ。
なんだか珍しいお菓子たちも和菓子屋さんの前で売り出していました。
去年は里帰り中でお祭りに行けなかったので、今年の祭りが待ち遠しく、
先日、中心街にあるcafe&gallery 富雪さんで、繭玉飾りWSと、鬼の角の絵付けWSがあったので遊びにいってきました。

毎年恒例の富雪ギャラリーでのこのマルシェとWS。
樹脂粘土で繭玉飾り作り。

色とりどりの繭玉飾り。
すでに中心街の通りには繭玉飾りが飾られ、祭りにむけてわくわくそわそわ。

家族で鬼の角の絵付けWS。
左から私、長男、夫 作。
当日はこれを頭につけて祭りに出かけます。

同じ日には『路地裏の小さなマルシェ』も開催されていて家族連れもたくさん。店主のりえこさんが作ったお汁粉は、洋酒とシナモンが効いていて疲れた体に染み渡る。。富雪さんと言えば夏のかき氷もお手製シロップが最高に美味しのですが、ご飯やドリンクもちょっとひねりがあってどれも楽しく美味しいのです。のんびり楽しめました。
帰りに、次男の一歳のお祝い用の背負い餅(一升餅)を澤田屋さん本店に受け取りに行き、そのまま、ガラガラさんも買って帰りました。

名入りの一升餅。
長男のときは、大野屋さん、次男のは澤田屋さんで頼みました。

がらがらさんは、甲府の伝統的な節分菓子。
甘い素朴な味の煎餅を割って食べます。
割ると中にはおもちゃが!
大人の顔よりでかい三角!ワクワク
その土地にしかない文化や食。
こどもたちには体験しておいてほしい。
去年は遊亀動物公園近くの金精軒本店で、今年は澤田屋さんで購入したので、中身のおもちゃの違いも楽しみ。

去年買った、金精軒本店のがらがらさん。
がらがらさんのほかに、「切山椒」というお菓子も甲府特有の節分菓子だそうです。

2年前の節分の時に買った切山椒。
また寒波が来るようですが、大神さんの日は、少しだけでも春の兆しに触れられますよう。