おうちづくり
完成ブログ
2017年8月、真夏の炎天下の中で始まった我が家のいえづくり。
地から湧き出るように鳴いていた虫の声が聞こえなくなり、
真っ赤に色づいていた愛宕山もすっかり枯れ果てて。
約4ヶ月間にわたり大工さんとともに、たくさんの汗をかきながら、
自分たちでつくりあげてきたおうちが!
何とか住める状態まで(笑)完成いたしました。
日本のもの、異国のもの、細部までこだわって集めてきたパーツたち。
時には左官、時には塗装。
素人ながら果敢に挑戦してきた様々な材料が
創り出すちょっと不器用な表情や質感を、どうぞご覧ください。
イギリスからの輸入ドアでお出迎えの2階へ上がる玄関。
2階に上がると、ワンフロアの自邸が広がります。
我が家は、幅が5mと奥行きが狭く、どうしても狭く見えがちでしたので、
天井は鉄骨梁をむき出しに、室内に窓も設置して、カウンターキッチンを中心に、部屋同士のつながりが感じられる開放感あるレイアウトにしました。
解体現場から大工さんが拾ってきてくれた窓たち。
南からの日差しが部屋に入り込むとともに、心地良い空気の流れも創り出してくれます。
全面モールテックスで仕上げたお風呂も無事に完成しました。
扉の横で、我が家のメインスター(アメリカのヴィンテージランプ)もしっかりと輝いてます。
そして扉を開けると…!
書斎と寝室が広がります。
ここはリビングとは全く違う世界観で、天井・壁・床全面真っ白な空間を創り出しました。
このベッドは撮影用にBOSSが用意した、どこかのアフリカ民族のベッドで、私はこのベッドには寝てません(笑)
そしてゲストルームの1階。
2階は、ほとんど解体して0から空間を作り直しましたが、1階は仕上げだけを変えて、元の和室の雰囲気を残しました。
あの樽もしっかり浴室の中に納まりました(笑)
こちらのゲストルームは、家族や友達だけでなく、民泊として山梨にいらっしゃる方に広くご利用いただきたいと考えております。
一見ちょっと変わったカタチの空き家との出会いから始まった今回のおうちづくり。大工さん、BOSS、手伝ってくださったDIYサポーターの方々。
たくさんの方々と共に、自分たちで創りあげた我が家。
これから何年も(寿命的に20年かな笑)、大切に、丁寧に、私たちらしい暮らしを紡ぎあげていきたいと思います。
そして、まだまだ屋上や店舗、階段など手付かずの場所もたくさんあります。
住みながらも、DIYの旅は続きます…。いつまでも完成しないおうちです(笑)