9月9日イベント
「なぜ甲府はスタートアップに適しているのか?」
スタートアップとは何か?
日本においてスタートアップという言葉は「新しいビジネスで急成長している企業や事業」という意味として、画期的なイノベーションで市場開拓するIT業界のベンチャー企業や起業家に対して使われることが多い言葉です。
実際のスタートアップ(startup)という言葉は「行動開始」や「起動する」といった意味であるため、本質的には新旧問わず、またIT業界に限らず「新しく何かを始める」企業や人達のことを指して使う言葉です。
何かを始めやすい甲府市
甲府市は、新宿から電車で90分、バスで120分と、東京との近接性に優れており、甲府市の中心市街地には山梨県庁や甲府市役所を始めとした各行政機関が集中し、都市銀行や地方銀行などの金融機関も含めた多くの都市機能を有しています。
また、中心市街地内には東京に比べて安くて借りやすい小規模の事務所が多数点在し、昨年から甲府市がその一部を都市部のベンチャー企業向けにリノベーションし、セキュアな環境を整えた小規模サテライトオフィスとして利用できるようにしています
甲府市には、日本で唯一のワイン専門研究所を有する山梨大学や、日本で唯一のジュエリーを取扱う公立系専修学校の山梨県立宝石美術専門学校など、学生の多様性を高める教育機関が多数あり、市内では学生たちが様々な活動を行っています。
また、甲府市の中道地区では農家が集まって協議会を作り、東京から学生を誘致して農業体験をしてもらうことで東京にはない地域の魅力を伝えるなど、企業に係わらず民間の活動によっても東京からの交流人口を増やしています。
甲府市は、東京から近く、十分な都市機能を有し、若者の交流人口も増えて、学生の活動も活発で、「新しく何かを始めたい」スタートアップしたい企業や人達の受け入れ態勢が整っている地域だといえます。
また、甲府市は医療や育児施設にも強く、市役所に多様なサポート機関もあるため、企業に問わず、従業員はじめ移住者の受け入れ態勢も整っています。
今回は「甲府移住未来~なぜ甲府はスタートアップに適しているのか?~」と題し、都市、地方、移住の3つの視点から講演者を招いて特別講演とパネルディスカッションを行い、地域とのコミュニケーションのあり方や地域への入り方、東京にはない地方の仕事など、地方でチャレンジする方法を伝えながら、甲府市がスタートアップに適している魅力を発信するイベントを開催します。
1泊2日参加費無料「お試しサテライトオフィス体験ツアー」
イベントの最後には甲府市が昨年整備したセキュアな環境を整えた小規模サテライトオフィスの体験を中心に、甲府市内の企業とのビジネスマッチングや甲府市での農業体験を行う1泊2日参加費無料「お試しサテライトオフィス体験ツアー」の応募説明会も開催しますので、甲府市で何かを始めたい人は無料ですので、是非イベントにご参加ください。
1 特別講演
ドットボタンカンパニー株式会社 中屋祐輔氏
もっと気軽に地域コミュニティを体験する大切さ
・興味のある地域の情報を確実に得る方法
・現地に行ったからこそ生まれた数々のイベント
・都市にいて地方に通う係わり方
農継者 菅沼祐介氏
就農希望者たちが探し求めた甲府市中道地区
・学生が農業体験をしたい理由
・移住者の作る信頼が新たな移住者を呼ぶ
・農家になることも一つのスタートアップ
株式会社コンピュータマインド 萱沼常人氏
甲府のIT企業がAI+ARで技能継承を変える
・都市企業を支えている地方企業の存在
・情報の集中による新たなイノベーション
・農業から始まった技能継承AIの開発
2 パネルディスカッション
パネラー 中屋祐輔氏、菅沼祐介氏、萱沼常人氏
STARTUP甲府 何かを始めるために必要なこと
地方で新しく何かを始めるために必要なこととは何かという観点で質問を行い、講演頂いた3名からそれぞれの立場で意見もらうパネルディスカッションを行います。
参加申込はこちらから>> http://ptix.co/2vZnQUl
※ 事前に申し込まなくても当日参加できます。
≪開催概要≫
日時 2017年9 月9 日(土)
時間 16:00~18:00 ※18:00以降は交流会
場所 3331 Arts Chiyoda 東京都千代田区外神田6丁目11-14
参加費 無料
主催 甲府市
※ 甲府野菜のお土産予定(天候によって中止になる場合もあります)
≪問い合わせ≫
甲府市役所 企画部 企画総室情報発信課 まちづくり係
電話 055-237-5319 FAX 055-220-6938
≪タイムテーブル≫
15:45 開場
16:00 甲府市より開会のご挨拶
16:05 甲府市の説明
16:10 特別講演「もっと気軽に地域コミュニティを体験する大切さ」
16:35 特別講演「就農希望者たちが探し求めた甲府市中道地区」
17:00 特別講演「甲府のIT企業がAI+ARで技能継承を変える」
17:20 小休憩
17:25 パネルディスカッション「STARTUP甲府」
17:45 質疑応答
17:50 お試しサテライトオフィス体験ツアー応募説明
17:55 甲府市より閉会のご挨拶
18:00 講演者との交流会
19:00 イベント終了 ※ 会場の出入り20:00までとなります。
参加申込はこちらから>> http://ptix.co/2vZnQUl
※ 事前に申し込まなくても当日参加できます。
【 講演者のご紹介 】
ドットボタンカンパニー株式会社
代表取締役 中屋祐輔(なかや ゆうすけ)氏
同社CEO兼コミュニケーションデザイン・ディレクター。
大手アパレル企業にて顔認識技術を使ったデジタルサイネージを世界初導入し、その後、シナジーマーケティング株式会社にて、テーマパークやセレクトショップなどのCRM導入支援を経て、クラウドサービスを組み合わせたファンクラブシステムなどのファンコミュニティ形成に従事する。
その後、ヤフー株式会社にて「復興デパートメント」のリブランディングに携わり、宮城県石巻市を拠点とした若手漁師集団「FISHERMAN JAPAN」のファンクラブを形成し、運営アドバイスなどを行い、熊本地震をきっかけに2016年以降は「Bridge KUMAMOTO」に参画し、民間企業や学校法人と協業、2017年4月よりdot button company株式会社を設立し、様々なプロジェクトでファンコミュニティに関わる体験をリアル、デジタル共に一気通貫でプロデュースしている。
農継者
代表 菅沼祐介(すがぬまゆうすけ)氏
東京農業大学卒業。
大学在学時の2014年に北関東を襲った大雪被害で、山梨県甲府市の中道地区に雪かきボランティアに行き、その後、同活動の有志を集うために学生のボランティア団体として「農継者」を設立、その縁がきっかけとなり甲府市に移住して就農者となる。
2016年より若手農家として農業を営みながら、農業に係わりたいあらゆる人の継続的な受け入れ態勢の構築を目標に、農継者を本格的に運営し、学生や若者を中心とした農業体験希望者への支援や、地元農家への支援など、総合的な援農活動を行う。
現在は都市部の就農希望者に対して就農起業サポートを行ったり、移住イベントなどで講演をするなど、農継者の活動は多岐に及んでいる。
株式会社コンピュータマインド
常務取締役 萱沼 常人(かやぬまつねひと)氏
山梨大学卒業。
大学卒業後に山梨県の建設会社(ゼネコン)に入社。実績を認められ、同社子会社(現在資本関係なし)で、装置制御システムや金融システムなどのソフトウェア開発を行う株式会社コンピュータマインドに転籍し、30代の若さで取締役となる。
その後、東京を拠点として、数学者を集めて数学に特化したチームを編成し、工場のスループットを向上させるための高速化アルゴリズムを実用化させ、GPUを活用したGPGPUのノウハウを蓄積し、特化型AI「ディープラーニング(深層学習)」を産業用途ソリューションとして開発する。
現在は、プラットフォームやデバイスを選ばないディープラーニングソリューションを展開、今後は、AIとARを合わせた新しいオペレーションシステムの開発、AIとブロックチェーンを融合したシステム等の検討を進めている。
参加申込はこちらから>> http://ptix.co/2vZnQUl
※ 事前に申し込まなくても当日参加できます。
▼イベントチラシ
参加申込はこちらから>> http://ptix.co/2vZnQUl
※ 事前に申し込まなくても当日参加できます。