甲府んぼこは、いい子ばっかさ、
だけんどちゃんと理由があるだよ
Hi, Everyone!
甲府によっちゃばれし!
前回書いてからなんと半年経ってしまいました・・・・
自治会推薦で就任した甲府市男女共同参画推進委員の活動やら、
カリフォルニアでの教え子達の我が家への訪問や
(湯村ホテルの山梨食材朝食バイキング付き日帰り入浴に高校卒業後8年の教え子たちと行ってきました。)
教え子や友人達との東京での集まりや、
↑東京まで2時間弱で行けるのでついつい身軽に東京に出ちゃいます。
あずさ回数券なら特急指定席利用でも片道約2800円
平日高速バスなら2枚組回数券利用で片道1500円
今も東京に行く特急かいじの中で書いてます。
何より大学受験生の指導でものすごく忙しくて・・・・
(あ、本業は、夫と自宅で教える仕事です)
(休憩時間にお茶を立てて一緒に飲む大学受験生たち)
甲府に2年住んで、
山梨県で子ども達が受けられる教育に関して
色々見えてきたこともありますが、
今日お話ししたいのは、その中でも
甲府市全体が子どもに対する優しい眼差しを持つ街だということです。
私の住む家は関東大震災以前から建っている父方祖父の家で
お向かいは多分5代か6代前の親戚かもしれないご家族、
お隣も何代も前からずっとお隣さん。
70代後半の私の父親が小学1~2年生の頃、
近所の川で泳いでて溺れそうになった時、
お向かいの4つ年上のお兄ちゃんが「大丈夫か?!」と助けに来てくれた・・・
なんて話を頭に思い浮かべながら
お向かいのおじいちゃんとおしゃべりすることもあります。
父の弟の妻(50km離れた北杜が実家)の兄の奥さんが
父の妹の親友でこの近所の出身・・・・
みたいなことが当たり前でみんな繋がってる感じです。
私も、京都に住んでいた小学生の頃に祖父のところに遊びに来て
近所の朝日小学校の校庭で遊んでいたら
犬の散歩をさせていた知らないおじいさんに
「どこんぼこでぇ?」と声をかけられ
名前を言うと
「てっ!!みっちゃんのこだけぇ!!へぇ大きくなって・・・・」
なんてこともありました。
大人の目が、隅々まで行き届いている感じで、
どこで何をしていても、安心、と言う感じの場所なのです。
そういう親以外の何人もの大人達に見守られている子ども達は
礼儀正しくて素直で優しい子達だなぁ、と
私たちが指導する教室に学びに来る子供達を見て思います。
そういう子どもへの目配りは、
学校教育の場にも仕組みとして存在していることを、
甲府市教育委員会の
「新しい時代を担う人づくり運営委員会」の委員の1人となり、
撫子賞・なでしこ賞の受賞者の選定を行う委員会に参加して、
さらに実感しました。
撫子賞・なでしこ賞は
「友達との望ましい人間関係を作っている者や
他の児童生徒の模範となるような善行をした者」を表彰する賞です。
授賞式では市長から一人一人に表彰状が授与され、
市長との記念撮影を家族も共にする時間も設けられています。
甲府市立の小中高等学校各校校長から、
個人の部では各学校2名以内、団体の部では1団体を原則として推薦、
さらに委員会で承認を受けて受賞者が決まります。
平成28年度は1月17日に委員会が開かれ、
甲府市立の小中高等学校の先生方の
推薦理由を一人一人読ませて頂きましたが、
どの推薦文も慈愛に満ちていて、
また、それぞれご家庭の事情など大変な環境の中で
本当に頑張っている子供達一人一人が眼に浮かぶようで、
涙が止まりませんでした。
思い出しながら書いている今も、泣けてくるほどです。
そういう子どもへの眼差しを持った先生方が
教育にあたっていらっしゃるんだなぁ、と思うと、
甲府の子ども達は、本当に恵まれていると感じます。
もちろん、他にもたくさん
甲府の子ども達が恵まれていると思うことはありますが、
たくさんの大人達が
温かい目でみんなで子どもを見守っている、
そんな街で、子育てができるのは幸せなことだなぁ、
育つ子ども達も幸せだなぁ、
と実感しています。
でも、住んでる人は気付かないんですよ!
教えている子どもに
「あなた達はこんな風に見守られて幸せよ」と話すと
当たり前だと思っていたことが実は特別と初めて気づくらしく、
そう言う気づきが、また子どもの成長を促すこともあります。
甲府で子育て、本当にお勧めですよ。
ほいじゃぁまた書くじゃんね!
See You
追記
甲府や山梨の子ども達が恵まれてると思うことの一つ、学校によっては
卒業式の記念品が、地元特産の甲州印伝の印鑑ケースにに入った山梨県産の印鑑。
郷土の誇りを感じられる卒業記念品、めちゃくちゃ羨ましい!